今回の記事は、「アジングでスナップは使わない?」、それとも「アジングはスナップを使ったほうが良いのか?」という点についてお話していこうと思います
アジングにてスナップを使うか?この答えは人によって様々でしょうから、10年以上アジングを楽しんできてる私の主観的な一つの意見として参考にして頂けますと幸いです
著者プロフィール
- 釣具ブランド「リグデザイン」代表
- アジング歴10年以上
- 色んなメーカーで製品開発してます
- スナップは「使う派」です
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アジングでスナップを使う「メリット」
アジングでスナップを使うメリットを書き出してみます
僕はかれこれ10年以上アジングという釣りを楽しんでますが、初期の頃から「スナップを使いアジングを楽しんで」います。
アジングでのスナップ使用率は99%ですね。途中でスナップ在庫ロスになったり、家に忘れてきたりなど、仕方のない場合を除き意図的にスナップを使わなかったことは一度もありません
ではなぜ、私はアジングにおいて必ずスナップを使っているのか?という点ですが、やはりスナップを使うことにより「得られるメリット」が大きいからなんですね
では、アジングにてスナップを付けるとどのようなメリットをプラスすることができるのか?考えてみます
・ジグヘッドの付け替えが楽 |
・リーダーの消耗を抑えられる |
・スナップHITがある |
ジグヘッドの付け替えが異常に楽
アジング用に売られているスナップは、多くの場合「ワンタッチで瞬時にリグ交換を行うことができる」ようになっています。
つまりジグヘッドを交換するとき、ラインを切らずスッと瞬時に付け替えることができる・・・というメリットを得られる訳です。これ、スナップを使う最大のメリットです
私の場合、凄く頻繁にジグヘッドを交換します。
0.2g単位でウエイトを細かくローテーションすることが多く、2投とか3投に一回ジグヘッドの重さを変えることもあります。
そうなると、その都度ラインを切ってジグヘッドを結束して・・・とやっていると無駄な時間消費は発生してしまうのですね。時短主義な私からすると、この時間がキツイ・・
アジングは時合が短いことも多く、モタモタしていると釣果を落としてしまうかもしれません。ほんの10分の時合いがあったとすると、やはり1分でも長く竿を触れるほうが釣果を最大化できますから
ジグヘッド交換頻度が高い人や、結束の手間による時間ロスが嫌な人は「スナップ使用により得られるメリット」を最大限受け取るほうが良いと考えています
合わせて読みたい・使うジグヘッドの重さは超大切!アジング釣果を左右する項目を確実に知っておこう! |
リーダーの消耗を抑えられる
PEラインやエステルラインを使うときは、ショックリーダーを結束します。
私の場合、30cmほどのショックリーダーでアジングを楽しむことが多く、切って結束してを繰り返しているとあっという間にリーダーがなくなります。そうなると、リーダーの再結束という時間ロスまで生まれてしまいますね
ご存知の通り、ショックリーダーの結束って手間ですよね。できれば釣り場にて再結束なんてしたくないですから、スナップを付けてショックリーダーの寿命を長くできる、これもメリットの一つです
合わせて読みたい・アジングにショックリーダーは必要?←必要 |
スナップに掛かることがある
これはメリットというか「たまたま」というか、ここに書くのも相当迷ったのですが・・・一応記載しておきます
実はスナップにアジの口が掛かり、ヒットすることがあるのですね。もちろん狙っては無理なので、偶然の運任せということになってしまいますが・・・本来は釣れてなかったアジが釣れることになるため、ある意味メリットなのかな?とは思います
個人的には、スナップに掛かると少し悔しい気持ちになります
スナップを使わない人の意見まとめ
僕のように、ほぼ100%の確率でスナップを使うアングラーがいる一方、「アジングにスナップなんて必要ない」という意見を持っている人がいます。
もちろん、どちらが良くてどちらが悪いという話ではなく、アジングにてスナップを使うことによるメリット・デメリットを比較し、必要なほうを取れば良いだけの話です
とはいえ、私は根っからの「アジングでスナップ使う派」人間なので、スナップを使わない理由をまとめるのが難しいです。だから聞いてみました、スナップを使わない派の人が考える「デメリット」を
同じく10年以上アジングを楽しんでいる人で、もちろん「スナップを使わない派」の方なので、その信憑性は高いかと
・感度が悪くなる |
・強度が心配 |
・荷物になる |
感度が悪くなる
アジングで釣果を伸ばすには「感度」が大事。アジの捕食行動などから出たアタリをキャッチし、合わせを入れる・・・この動作が釣果を伸ばすために必要な要素の一つです
スナップを結束すると、ジグヘッドとラインとの間に物理的要素が発生します。
つまり、直結よりは「スナップを付けているほうが感度低下する」ことが考えられるのですね
この差は「ほんの少しの差」なのかもしれませんが、このほんの少しの差で取れる釣果もあるはずです。よりストイックに感度面について考えるのであれば、スナップなしの直結を選択するのもアリですね
合わせて読みたい・アジングで「感度を向上させる」5つのポイント |
強度が心配
アジングで使うスナップは「とても小さいもの」となるため、強度面でマイナスを感じる部分もあるかと思います
ただ、ジグ単アジングで狙うアベレージサイズ(20cmそこそこ)のアジにスナップを伸ばされたり破壊されたことはないため、余程古いスナップを使わない限り強度に関しては問題ないと考えています
しかし、40cmを超えるギガアジであったり、チヌやシーバス、大きいロックフィッシュなどが掛かったときは別。伸ばされる可能性も0ではないため、その点は注意が必要ですね(恐らく、壊れるより前にラインが先に切れます)
収納が面倒だし荷物が増える
アジングにてスナップを使うと、当然ながら「荷物が増える」というデメリットが生じます。
また、やってしまいがちなのは「手が滑ってスナップ全てをぶちまけてしまう」というもの。小さいので、ぶちまけてしまったときに拾うための労力は相当なものですね
より荷物少なくアジングを楽しみたい人は「スナップなしの直結」が良いかもです
スナップの結束は?
アジングにてスナップを結束するとき、どのノットが良いか?
個人的には「ユニノット」というシンプルなノットにて結束しています。これで強度は十分ですし、簡単なので寒い時期でも問題なし!
ユニノットに関してはシーガー様のHPにて詳しく紹介されてますので、そちらが最も分かりやすいかと!
アジングに「おすすめのスナップ」は?
各社から、アジングに使えるスナップがリリースされております。ワンタッチで付けれるものも多くありますので、複数使ってみて「自分に合ったもの」を見つけるのが一番です
私は色々試した結果「アクティブ様のアジスナップ」をずっとリピートしておりますので、参考までに!