「アジング」エステルラインは最強?使うメリット&デメリット

アジングではPEラインやフロロカーボンなど計4種類のラインから自分の釣りにあったものを選ぶ必要性がありますが、今回はその中から【エステルライン】に注目し、そのメリットやデメリットなどをお話していこうと思います

「エステルラインの太さは?」「エステルラインってリーダーいるの?」「おすすめのエステルラインは?」

この記事を読めば、アジングにてエステルラインを使う全ての予備知識を手に入れることができます。ぜひ、ご一読あれ

エステルラインのメリット

ではまず、アジングにて「エステルライン」を使うことで手にすることができる【メリット】についてお話していこうと思います。エステルライン、アジングでの使用率が爆上がりしている裏には、アジングに対し有利となる「メリット」が見え隠れしているので

エステルラインのメリットを知り、使うか使わないかを決めてみて下さい

  1. 感度がいい
  2. 比重が高い
  3. 軽量リグで有利

では、この3つのメリットについて、地球の裏側まで届く程度に掘り下げていきたいと思います

伸びが少なく「感度」良し

アジングは「感度」が釣果を分ける大事な要素です。つまり、感度性能なしにアジングを語ることは難しいのですが、エステルラインは4つのラインの中でも「感度が良いライン」と言えるため、感度性能重視でアジングを楽しむ人は、エステルラインの選択肢を検討して下さい

ちなみに、純粋な感度性能を求めるならエステルラインよりも「PEライン」のほうが感度良い傾向です

そもそもラインの感度性能はどう決まるのか?という点ですが、ラインテンションが掛かった状態における「ラインの伸び」によって感度が変わります。つまり、伸びがなくピンと張っているラインこそ反響感度が良いのですが、エステルラインは伸びが少ないラインであり、アジからのアタリをキンキンに伝えてくれやすくなります

ものによって差はありますが、PEライン>エステルライン>フロロカーボンライン>ナイロンライン、伸びを考慮した「感度」を考えるのなら、このようなイメージでOKです

比重が高い(潮馴染みがいい)

エステルラインは「比重が高めなライン」です。つまり、水に沈みやすいラインとなり、例えば「軽いリグをボトムに沈める」など、底レンジを攻めるときなどに役立ちます

そもそも「ライン比重の考え方は?」という点ですが、真水の比重が「1」で、海水の比重が「1.02」となり、端的にいうと比重が1を下回るラインは水に浮き、それ以外のラインは水に沈む・・・ということですね

エステルラインは1.3〜1.4の比重なので、海水にでも沈むラインと言えます。ちなみに1を切っているのはPEラインだけであり、PEライン以外のラインは全て水に沈みます。

比重の高さで言うと「フロロカーボン>エステルライン>ナイロンライン>PEライン」です

比重が高いことで、「潮馴染みがいい」「風に(若干)強い」などのメリットを受けられるため、ライン比重を意識しながら選ぶことで、自分のアジングへバシっとマッチしたラインを選べること間違いなし

軽いジグヘッドを使うときにいい

いくら比重が1を切っているPEラインであっても、ジグヘッドを付ければ言うまでもなく水に沈んでいきます。そのため、PEラインであっても底が取れない・・・なんてことはないのですが、軽いジグヘッドを使えば使うほど、下層レンジを攻略することが難しくなってしまいます。ラインが浮くため、(軽いジグヘッドだと)沈めにくい・・・のです

なので、感度が良く、それでいて軽いジグヘッドを使い、そしてボトム付近を主として狙う、そんなときは、PEラインと相対的に見て「エステルラインのほうが有利」だと言えますね

0.2gや0.4gなど軽いジグヘッドを使うなら、PEラインよりもエステルラインのほうが向いています

読んでほしい記事
倍ほど釣果が変わる?アジング「ジグヘッドの重さ」は何gを使う?

エステルラインのデメリット

エステルラインはアジングにおける「使うメリット」が多いラインです。そのため、エステルラインをメインラインとしてアジングを楽しむ人が多いのですが、

その裏にはもちろんデメリットも見え隠れしています。つまり、エステルラインを使うメリットとデメリットを見比べ、使うかどうかを決めるのがいいですね

  1. リーダーの結束
  2. 切れやすい

では、デメリットについても深く掘り下げていきましょう

リーダーの結束が鬼門

リグデザイン「リブリブ」のおしゃれラメピンクでのアジング釣果

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批判を恐れずに言うと、アジングを楽しむ上で(というよりルアーゲームを楽しむ上で)ショックリーダーの結束は絶対的にできるようになるべきです。リーダーを結べないのは、あまりにもマイナス要素が強いです

ただ、これからアジングを始める人にとっては、ショックリーダーの結束は鬼門ですよね。僕も不器用なほうなので、特にFGノットの習得は時間が掛かりました。ちなみに今はウサイン・ボルトなみのスピードでFGノットを組めるレベル

そして、エステルラインを使う上で【ショックリーダーの結束は絶対に必要】です。リーダーを結束できない人にとって、リーダーが絶対的に必要というのはあまりにも残酷なお話ですが、必要なものは必要です

リーダー結束は練習あるのみですが、どうしても結束ができない・・・というなら、PEラインやエステルラインの使用は諦め、フロロカーボンやナイロンラインでのアジングを楽しみましょう!フロロ、ナイロンは基本としてショックリーダーなしでOKです

すぐに切れる

エステルラインは瞬間的な衝撃に弱いラインです。キャストしたときに切れたり、アジのアタリに対し合わせを入れたときに切れたり・・・と、切れるときは恐ろしいほど簡単にプチっと切れてしまいます

最近のエステルラインは随分マシになりましたが、それでもなお直線的な強度に長けているPEラインと比べると、「エステルラインは強度面でデメリットがある」と言わざるを得ないでしょう

エステルラインの基本

ここまでで、アジングにてエステルラインを使うメリット・デメリットを紹介してきました。さて、あなたはアジングにてエステルラインを使いたいと思いましたか?エステルラインでアジングを楽しみたい!そう思える人に「エステルラインの基本」をお話していこうと思います。

  1. ドラグは緩め
  2. エステルラインの太さ
  3. 糸巻き量について

ドラグは緩めに

リールには「ドラグ機能」がついており、端的に言うと「設定した以上の負荷が掛かるとラインを送り出してくれる機能」です。エステルラインをアジングにて使う場合、ドラグは緩めに設定しておくほうがいいです

エステルラインは瞬間的な強度に弱く、アジからのアタリに対しバシッと入れた合わせにて切れてしまうこともあります。ドラグを緩めることで、エステルラインへの負荷を減らすことができ、つまりラインブレイクを防げることになりますね

言わずとも、ドラグを緩めすぎると合わせが決まらないため、その辺りの見極めが大事です

使う太さ(号数)

アジングでエステルラインを使うときの太さ(号数)ですが、アジング初心者の方は0.3号を選んでおけば間違いありません。中級者以上の方であっても、0.3号前後がおすすめです

エステルラインの糸巻き量

エステルラインはバックラッシュリスクがあるため、巻きすぎ注意です。使うリールに巻ける糸巻き量の数値より、少なめの糸巻き量がおすすめです

エステルラインはこんな人にオススメ!

アジングでエステルラインを使うメリット・デメリット・基本、この全てを知っても、「よし、エステルラインを使おう!」と決心するのって、案外難しいですよね。僕もアジング初心者の頃は使うラインが定まらず、ライン選び難民となっていました(当時、エステルラインなんて選択肢はなかったですが・・・)

ということで、最後に僕が思う「エステルラインはこんな人におすすめ!」という点を、具体的にまとめていこうと思います

フロロでは伸びがありすぎると感じている人

比重高いラインにてアジングを楽しみたいが、フロロカーボンでは伸びがありすぎて嫌だ・・・そんな人は、エステルラインがおすすめです。伸びが少ないため、感度・操作性よく、高比重の恩恵を受けられます

アンダー1gをメインに使う人

1g以下のジグヘッドを使う場合、PEラインでは中々沈んでくれません。アジングにてアンダー1gリグをメインとする場合、エステルラインを使うほうが良いでしょう

アジングのみを楽しむ人

アジングしかする気がない、アジング専用のリールがある、そんな人は、エステルラインをメインにしても良いです。ただ、メバルや他の魚も同時に狙うマルチな釣りを楽しむなら、エステルではなくPEラインがおすすめです

こんな感じですね。ちなみにエステルラインは(僕の周りでは)以下のラインを使っている人が多いです

ちなみに、エステルラインであってもPEラインであっても、フロロカーボンラインであっても、アジングにてコンスタントな釣果を得るには、「ワーム」の存在が欠かせません

最後に少しだけアピールしたいのですが、使うアジングワーム選びでお悩みであれば、リグデザインからリリースしている「リブリブ」「リーブイ」を使ってみてください。もちろん僕も使ってますし、全国的に安定した釣果を得てくれています

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↓以下リンク先にて、アジングにて「PEライン」「フロロカーボンライン」「ナイロンライン」を使うときの基本をまとめています。合わせてどうぞ

読んでほしい記事
「ナイロンライン」
「フロロカーボンライン」
「PEライン」

ちなみに、以前ツイッターにて「アジングで使うラインはどれですか?」とアンケートを取ったところ、このような結果となりました。ちょっとした参考までにどうぞ

実際のアンケート結果はコチラ

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