今回は、ガシリングで使う仕掛けの代表格である「ジグヘッド」を選ぶときのまとめです。ガシリングで使うジグヘッドの重さ、ガシリングで使うジグヘッドの種類など、ガシラをワームで狙うときのジグヘッドについて具体的にまとめていくので、「ガシリングでどのようなジグヘッドを使えばいいか分からない」そんな人は、ぜひ参考にして頂ければと思います。
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ガシリングで使うジグヘッドの種類を知っておく
まず、大前提として知っておきたいのが、ガシリングは所謂「ソルトライトゲーム」に分類される釣りであり、ガシリングで使うジグヘッドは、アジングやメバリング用として売られているものを使う・・・ということ。残念ながらガシリング用ジグヘッドと言うものはリリースされていないため、アジング、もしくはメバリング用のジグヘッドを流用しましょう。
そして、ソルトライトゲーム用ジグヘッドには、大きく2つの種類があり「リトリーブ型」「ダート型」で使用用途が異なります。リトリーブ用は「ただ巻き」や「フォール」に適しているジグヘッドであり、ダート型はその言葉通り「ダート」「ワインド」に特化しているジグヘッドとなっています。
つまり、ボトム付近をリトリーブやフォールで狙うときは「リトリーブ型(ヘッド形状が丸みを帯びているもの)」、ダートやワインドによるリアクションの釣りを展開するときは「ダート型(ヘッド形状が三角になっているもの)」を使う・・・という認識の元、使うジグヘッドをセレクトしていきたいところです。
ただ、大部分でリトリーブ型ジグヘッドの使用頻度が高くなるため、リトリーブ型8割、ダート型2割の割合でジグヘッドを揃えておき、どのような状況下でもガシリングを楽しめるための準備をしておくことがおすすめです。
ガシリングで使うジグヘッドの重さは、使う状況下によって使い分ける
ガシリングで使うジグヘッドの重さですが、リグデザイン的な使い分けとしては、「その日その場所の状況によって使うジグヘッドの重さを変える」ということを基準に、ガシリングを楽しんでいます。具体的に言うと、基本的には1g〜3g程度のジグヘッド、水深が深い場合や潮流が速い場合は重たいジグヘッドを使う・・・という使い分けの元、楽しむことが多いです。
基本的には1g〜3g程度が基準
まず、ガシリングで使うジグヘッドの重さを決めるときの大前提として【必ずボトムが取れる】ということを徹底する必要性があります。ガシラはボトムにいる魚ですので、ボトムを取れないことには釣果を伸ばすことが難しくなり、経験上50cm以上浮かしてしまうと、極端に反応が悪くなる傾向にあります。
また、ジグヘッドの重さは「ボトムをギリギリ感知できる程度」の重さに設定しておくことが良い傾向にあり、その調整の有無で釣果が激的に変わることもあるため、無理に重たいものを使うのではなく、その場所にあった最低ラインの重さを使うことで、よりスローに誘いを掛けることができ、釣果に繋げることができるでしょう。
ガシリングで使うジグヘッドの重さは、基本的に「1g〜3g程度」に設定することが多く、水深が5m以内、ボトム着底までの時間が20カウント以内の場所であれば、1g前後のジグヘッドが最も釣果が伸びる・・・と感じています。後は現場で微調整し、1.5g、2g、3gと調整していき、ベストな重さに調整することが一番です。
水深が深い、潮流が速い場所は重たいめのジグヘッド
ガシリングでは1g〜3g程度のジグヘッドを使うことが基本であり、最も釣果が伸ばせる重さだと言えますが、前述した通り「ボトムが取れない」となると、釣果が激減してしまいます。そのため、水深が深く軽いジグヘッドではボトム着底まで時間が掛かる場合や、潮流が速くジグヘッドが流されてしまうような状況下では、5g、7g、10gなど、重たいジグヘッドを使うことも視野に入れておいたほうが良いでしょう。
ただし、10gを超えるような状況下では、ジグヘッドリグではなくテキサスリグなどの仕掛けのほうが向いていることもあるため、その辺りも考慮した上で使うリグをセレクトすることがおすすめです。
太軸のジグヘッドの選択肢の一つに
ライトゲーム用として売られているジグヘッドには「太軸」つまり、針の軸が太いものがあり、根から一気にガシラを浮かせることの多いガシリングでは、強度の強い太軸を使い、無理なくパワーファイトができる状況下を作っておくことも大事です。
経験上、太軸にしたから釣果が悪くなった・・・ということはありませんので、「太軸ジグヘッドを使う」という選択肢を用意しておくのも一つの手です。