今回は、アジングを楽しむときに考えておきたい「アジの適水温」についてお話していこうと思います。アジも、人間同様寒すぎる、暑すぎるのは苦手なようで、快適な水温、つまり「適水温」があり、当然海水温が適水温に近づくほどアジの活性が高く元気になるため、ワームへの反応が良くなってきます。
↑リグデザインからリリースしています超人気ワーム「リブリブ」です。あっと驚くほどアジがよく釣れるので、ぜひ使ってみて下さい。ご購入はAmazon、オンラインショップが便利です
目次(タップで移動できます)
アジの適水温は17度〜23度ほど。この水温が安定しているエリアに釣行することで、より良い釣果を得られる・・・かも
↑リグデザイン「リーブイ」を使ったアジング釣果
人間も住んでいる場所によって気温に対する耐性が違うように、アジも住んでいるエリアによって行動が活発になる水温に違いがあります。長くアジングを楽しんでいる経験上、アジの適水温は「17度〜23度ほど」だと考えており、概ね正しいとは思っています(あくまで参考値なので、大体の数値としてお願いします)。もちろん、それ以下でもそれ以上の水温であってもアジが釣れてくれることもありますが、概ね「信じられない!と叫ぶほどアジがよく釣れる」ときは、17度〜23度ほどのの水温であることが多いため、実釣ベースで間違いない事実だと考えています
そのため、海水温が安定して17度〜23度ほどである秋の季節や、春先(しかし、春は産卵が絡むため渋くなるタイミングもある)が、コンスタントにアジングを楽しめる季節だと言えるため、安定した釣果を求めるのであれば、秋か春(特に秋)の季節に釣行することをおすすめします。
低水温期である冬は、アジの姿が見られなくなる傾向
アジはどちらかと言うと「寒さに弱い」魚のため、冬の低水温期になると、より水温が安定する沖の深場などをメインに回遊することになります。つまり、アジングの射程範囲内にアジの回遊がなく、事実上「冬の低水温期はアジングを楽しむことができない」となってしまいます。悲しいですが、これは残酷な事実です
そのため、冬時期は温排水周りの水温が高い場所や、黒潮の影響を受け、冬でも比較的水温が高い場所などを目安に釣行するのがおすすめであり、マストです。冬は水温が高い場所にいるアジを目指して場所を特定していきましょう
個人的に冬はアジングのオフシーズンと考えており、水温が低下してしまう冬の時期は、低水温でも反応してくれるメバルやガシラなどにターゲットを切り替え、ライトゲームを楽しむことが多いです。というより、冬の大阪アジングは絶望的で、どうしてもアジが釣りたいときは黒潮にて水温が高い南紀まで遠征します
ちなみに、海水温が10度を下回った時点でアジングにてコンスタントな釣果をあげることは難しくなると思います。となると、無理にアジを狙うのではなく、寒い中でも釣れてくれるガシラとかメバルに切り替えて釣りを楽しむほうがいいんじゃないかな?とは思いますね
海水温が高くなる夏は、河口周辺にアジが集まる
アジは低水温が苦手ですが、高水温すぎることも苦手です。また、水温が高くなる夏の時期はアジングの射程範囲内から良型アジの姿が消えてなくなり、基本的に〜15cm程度の所謂「豆アジ」メインの釣りになってしまう傾向が強いです。もちろん、地域によって差は出ます
豆アジングは「アタリをあるけど乗らない」ということが多く、アタリを取る練習や合わせの練習に最適です。そのため、豆アジにてアジングの腕を高める練習をする!ってのも一つの手かも?
僕の経験上、尺アジと豆アジが混同している状況下においては、豆アジを釣るほうが難しいと思っています。アタリは出ますが、数cmレベルのアジってほんと乗らないんですよね。それもまたアジングが楽しい要因の一つではありますが
また、水温が高くなり始めると(25度以上)、アジが河口部に姿を現します。河口部は常に流れがあり水温が安定しているため、暑さから逃れるためにアジが寄っていられると考えられます。え?こんなところでアジが釣れるの!?そう思わざるを得ないような河口で釣れることもありますし、ときに大物(30cm近いアジ)もヒットするため、高水温期である夏の季節は、敢えて河口部に照準を合わせ、アジングを楽しむのもアリだとは思います。
↑アジがよく釣れるワームを教えて下さい・・・と質問されると2秒でこのワームをおすすめします。発売している側のポジショントークでも何でもなく、アジをコンスタントに釣るためにぜひ使ってもらいたいワームであることは絶対的。ぜひ使ってみて下さい