リグデザイン初心者サポートに頂くご質問の中に「アジングでは水深はどの程度必要ですか?」という内容のメッセージが届くことがあります。2ヶ月に一度ほどは頂くご質問のため、回答のテンプレートとしてここに【アジングの水深】について、まとめていこうと思います
アジングで必要な水深
アジングに必要な水深は、極端に言うと「アジがいればどの水深でも成立する」となる。水深が深いか浅いかよりも、その場所がアジにとって居心地良い場所なのかを考えるほうがいい
そもそも、「アジングでは水深何mがいいですか?」この質問に対し、全知全能の神レベルの絶対的な答えを出すことは無理です。地域によって平均的な水深が異なりますし、その時期の水温によってもアジがいる水深が異なりますから、状況判断なしで「必要な水深」を導き出すことは難しいです
例えば僕がメインとしている場所では平均的な水深は5m以下の場所がほとんどですし、地域を通して水深が10mを超える場所はほとんどありません。なので、ディープアジングなるものを経験することは不可能。
この辺りを意識した上で、アジングの水深についてまとめていこうと思います
浅場にもアジはいる
意外に感じる人も多いでしょうが、水深が1mもあればアジはいます。ただ、この水深が最適解かどうなのか?は別の話です
アジングが成立する水深について疑問を抱いている人は、恐らく「アジングは浅い場所でも楽しむことができるか?」という点を考えているんだと思います。水深が深いところにアジがいることはイメージできても、浅い場所にアジがいるイメージは持ちにくいですもんね。僕もアジングを始めた頃、アジは深い場所にいるものと勝手に思ってました
結論を言うと、アジは水深1mもあれば回遊してきます。実際、僕がメインとしている場所の足元は水深1mほどしかありませんが、足元で良型アジが釣れてくれます
そのため、水深が浅いからと言って「ここにアジがいない」と判断することは早とちりであり、アジの回遊が見込めそうな条件が揃っている場所なら、水深を気にせず狙ってみることがおすすめですね
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深場は難易度が高い傾向
個人的に「10mを超える水深」は深場
そもそもアジングにおいて深場とは?というアバウトな認識でありますが、個人的には10mを超えたら「深場である」と考えています。そもそも10mを超える場所でアジングする経験に乏しいので何とも言えませんが、一つだけ言えるのは「深場アジングは難易度が高い」ということ
アジングでは1g前後のジグヘッドを使うことになり、例えば深場のボトムベッタリにアジがいる場合、ボトムを取るだけで苦労することもあるでしょう。それに加え流れがあると、2g、3gのジグヘッドをスタンダードとし、アジングを楽しまないといけません。
特に初心者の頃は、深場より浅場のほうが感覚を掴みやすいんじゃないかな?とは思ってます
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ジグヘッドの重さで釣果が変わる
アジングを楽しむ場所の水深を考えるとき、釣果を伸ばすには「その場所に合ったジグヘッドの重さ」を考えたほうがいいです。例えば水深が浅い場所で3gを使うと根掛かりが増えたり、沈むスピードが早すぎてアタリが遠のいたりしますが、反対に水深が深く、潮が速い場所で1gを使うと「ボトムが取れない」「潮が速くて横に流されるだけ」なんてことになってしまいます
つまり、その場所の水深によって「最適解なジグヘッドの重さ」が変わり、僕の場合は0.2g刻みで可能な限り多くのウエイトを持ち込み、現場合わせにてその日の当たりを探り探りで当てていくようにしています。ジグヘッドの重さ、アジング釣果を分ける大事な要素です
初心者の頃は10m以内の水深がおすすめ
この記事では、アジは深場にもいるし浅場にもいる・・・というアバウトな回答にてお話を進めてきましたが、アジはこの日本において広く分布している魚であり、思いの他身近な場所にいるものです。水深が深い場所であっても浅い場所であっても、その場所に合った攻略法を用いアジングを楽しむことで、コンスタントな釣果を得れるようになるでしょう
一つだけ言えるのは「アジング初心者の頃は水深が浅い場所のほうがいい」ということ。ボトムが取りやすいですし、相対的に見てキャストできる回数が増える(沈める時間が短くなるため)ため、練習にはうってつけですね
以上、アジングにおける「水深」に関する僕なりの回答でした。ちなみにリグデザインでは、アジングに最適なワームを複数リリースしております。全国各地から釣果報告を得られる仕組みを実現しており、その釣果数は気を失うほど膨大になってきました。ぜひ、使ってみてください!