今回は「メバリングでのワームカラー」について、リグデザイン プロスタッフである山口が具体的にお話していこうと思います。
メバリングで使うワームカラーで悩んでいる、どのカラーを使えばいいか分からない・・・、メバリングでのワームカラーで何かしらの迷いがある人は、ぜひ読んでみて下さい。その悩み、この記事だけで解決します!
■メバルに最適なワーム
目次(タップで移動できます)
メバリングで「揃えるべきワームカラー」
早速ですが、メバリング歴10年以上となる僕が「メバリングにはこのワームカラーが絶対的に必要!」だと考えているものをまとめていきます。もちろん、この考えはリグデザインワームにも反映しており、当然全てのワームでメバリングに必要なカラーをラインナップさせてあります
これまで数千匹のメバルを釣った経験に基づいた「ワームカラーについての考え方」なので、信憑性はかなり高いかと。メーカー側の僕が書くとポジショントークのように聞こえるかもですが、絶対的に自信のある考え方のため、ぜひ参考にしてみて下さい
■メバリングに必要なカラー
- クリア系カラー
- ラメ系カラー
- グロー系カラー
- 点発光カラー
- ソリッド系カラー
クリア系カラー
まず、メバリングにおいて絶対の絶対に揃えておきたいのが「クリア系カラー」です。文字通り、着色なしの正真正銘のクリアカラーですね。光を通すため水中での存在感をぼかすことができ、メバリングでの鉄板カラーと言えるでしょう
人間の目から見ると「え、透明でも釣れるの?」と感じますが、間違いなく釣れるカラーです。持ってないなんて考えられない・・・そのレベルのワームカラーのため、必ず揃えておくことをおすすめします。また、僕的には「チャート」「ピンク」など、着色はしてあるが透明感のあるものは総じて「クリア系カラー」と考えています
同じクリアカラーでも、色の差により釣果に影響することがあるため、複数「クリアカラー」を揃えておくこともおすすめです
■クリアカラーでメバルを釣ったときの動画です
ラメ系カラー
ラメ系カラーとは、文字通り「ラメ」が入っているカラーであり、このラメが光を反射することにより起こるちょっとしたフラッシングにより、メバルに口を使わせることを目的としています。人間の目から見ても素敵なカラーのため、人気がありますね
ラメ系カラーはデイゲームや、ナイトゲームでの光がある場所(常夜灯など)にて有効的なカラーですが、個人的には真っ暗な状況下でも使うことが多いです。月明かりなど、ちょっとした光がラメに反射し、アピールになるかな?と考え、使うことが多いですね。
実際、ラメしか釣れない状況下もありますし、その反対にラメだけは絶対的に反応が悪い・・・という状況下もあるため、使い所がハッキリしているのもラメカラーの特徴です
グロー系カラー
グロー系カラーとは、光を蓄光し発光するタイプのワームカラーであり、言うまでもなく滅茶苦茶「目立つ」ワームカラーです。より注目度を高めて釣りを展開したいときや、濁りが入っている状況や真っ暗な状況で有効的なワームカラーですね。
中には「グロー系カラーしか使わないぜ」って人もいますし、凄く攻撃力が高いワームカラーであり、アピール重視でメバリングを楽しみたいときは必ず必要なカラーです。ワームケースのラインナップの中に、必ず含めておくことをおすすめします
点発光カラー
点発光カラーとは、このように「ドットに光るワームカラー」であり、こちらもグローカラー同様攻撃力の高いカラーとなっています。個人的に最も多用するカラーであり、もちろん抜群によく釣れます。メバリングにて点発光カラーを使ってない人がいようものなら、1時間ぐらいかけてネチネチと点発光カラーの有用性について語りたいぐらいは、よく釣れるカラーです
使わないと勿体ない!セールストークでもなんでもなく、リーブイやリブリブの点発光カラーは唸るほどメバルがよく釣れるため、ぜひ使って下さい!
(〜〜ホタル)というカラー名が点発光シリーズとなります
ソリッド系カラー
ソリッドカラーとはクリアカラーと正反対にいるカラーであり、光を通さない(通しにくい)カラーとなっています。光を通さないことで、水中でのシルエットをはっきりと出すことができるため「ワームをしっかり見せたい状況下」にて活躍します。月明かりが眩しい日によく効きますね
リグデザインでは、リブリブの「ロックブラック」がソリッド系カラーにあたりますが、正直一番売れていないカラーでもあります。これは「黒ってなんとなく釣れなさそう」というイメージを持っている人が多いからなのですが・・・
これ、かなり勿体ない考え方です。知っている人は分かってますが、ソリッドカラーってメバリングでの必殺カラーになり得るんですよ。ほんとに、ソリッドカラーだけに滅茶苦茶反応する!ってことがありますからね。
そもそも色でメバルが釣れる、釣れないは変わるのか?
そもそもメバリングにおいてワームカラーなんて本当に関係あるの?と半信半疑に思っている人も多いと思います。実際、僕もメバリングを始めた当初は「色なんて関係ねーよ」と思ってました
ただ、実際ワームカラーなんて関係なしに釣れる場面もありますし、こうなると「メバリングにワームカラーなんて一切関係ない」となる訳ですが・・・
恐ろしいことに、「特定のワームカラーにだけ好反応を見せる状況」ってあるんですよ。例えば、クリアカラーには全く反応がないのに、ソリッドカラーだけには好反応を見せる・・・みたいな感じですね。
もう少し言うと、クリアカラーでは10投に一匹ぐらいのペースなのに、ソリッドカラーでは1投に1匹釣れる・・・このように、カラーの差で釣果に差が付くこと、非常に高頻度で実感しております
なので、「メバリングにおいてワームカラーは絶対的に考えるべき」というのが、僕の考え方です
釣れるときは「何色でも」釣れる
さっきもお話したように、釣れるときは何色のワームカラーであっても釣れます。こうなると、ワームカラーなんてなんの意味も持たないし、人間側の自己満足にしかなりません。極端に言うと、クリアカラー1つ持っておけば事足りるでしょう。
ただ、絶対的に言えるのが「世の中そんなに甘い話はない」ということ。どうやってもメバルが釣れる状況もあれば、超絶難易度が高く釣りきれない状況もある訳です。そうなると、ワームカラーに対する認識一つで釣果に差が出て、メバリングの上手、上手ではないがハッキリ分かれてしまうことでしょう
カラーによる差が明確に出ることも
これまた先程もお話したように、カラーによって釣果に恐ろしいほど差が出ることがあります。こうなると、「メバリングにおいてワームカラーは重要度が高い」と言わざるを得なくなります。
渋い状況下でこそ、ワームカラーの差による反応の差が出やすく、如何にカラーローテーションし、如何に当たりカラーを見つけるか、これが釣れる釣れないの差となります
メバリングにてコンスタントに釣果を伸ばす人ほど、ワームカラーに対する認識をしっかり持っていることが多いため、「ワームカラーなんて・・・」と考えるのではなく、よりストイックに考えることで見える世界が必ずあります
単純な色より「光の通し方」に注目する
メバルがワームを見たときに「ピンク色のワームだ!わーい!!」と言って、ワームに食らいつく姿を想像できるでしょうか?もちろん、色による見えやすさなどあるでしょうが、純粋な色の差によってメバルが食べるか食べないかを決めているとは考えづらいです
なので、ワームカラーを決めるときは「光の通りかた」を意識するようにしています。例えば、純粋なクリアカラーでは光を通しやすいですが、ここにピンクを着色すると光の通り方は変わります。ソリッド系になるとほとんど光を通さないため、クリアカラーとソリッドカラーでは全く違う見え方をしますよね
ラメ系やグロー系などはまた少し違った視点になりますが、何色なのか?というよりは、どう光を通すか?を考えることで、釣果に繋げる何かを得られるはずです
ワームカラーご質問まとめ
リグデザインサポートには、ワームカラーに関するご質問が沢山寄せられます。そこで、最も多いご質問に対する僕の回答をここでまとめておきます。また、リグデザインではユーザー様、リグデザイン製品使用を検討して頂いている方へのLINEサポートを実施しております
リグデザインスタッフである僕が直接ご回答しますので、お気軽にお問い合わせ下さい
何色のワームカラーが必要ですか?
クリアカラー、ラメ系カラー、グローカラー、点発光カラー、ソリッドカラー、全部必要です。これはセールストークでも何でもなく、より多くの引き出しを持っていたほうが釣果を伸ばせる可能性を底上げすることができるからです。
最低でも3色、できれば6色ほど異なる系統のカラーを持っておくことがおすすめです
山口さん的に何色がメバリングにて最強ですか?
僕的には「点発光カラー」が最強だと思ってます。また、ピンポイントでいうとソリッド系カラーの「黒色」も最強だと思っています。
メーカーの戦略なんじゃないの?
ワームカラー戦略はもちろんありますが、これは「よりメバルが釣れるカラー」を求めた結果であり、とりあえず売れそうなカラーを乱発している!みたいなメーカーさんは少ないのかな?と考えています。
リグデザインでは、僕やテスターさんが実釣にて「これは絶対いる!」と思ったカラーを揃え、もちろん実釣にて最高の結果を出したワームカラーのみリリースしております
カラーローテーションは?
ローテーションは絶対的にしたほうがいいです。僕の場合、3投に1回ぐらいのペースでローテーションすることもあります。カラーによる反応の差が釣果の差に繋がりますからね、当然やったほうがいいです
順番としては、時間があればクリア→ラメ→グロー・点発光→ソリッドって感じで、時間がないときはとりあえずアピールの高いグローカラーを入れます
以上、長くなりましたが「メバリングにおけるワームカラー」についてのお話でした
■メバル釣るならこのワーム