今回は、メバリングにて「シーバスロッド」や「エギングロッド」を流用することができるのか?という点について、リグデザイン プロスタッフである山口がお話していきます。シーバスやエギングからメバリングに流れてくる人って案外多く、何とか持っているロッドでメバリングを楽しみたい!という人が後をたちません
果たしてシーバスロッドやエギングロッドでメバリングを楽しむことはできるのか?その確実的な答えをお話していきます
■このワームで年間1000匹以上メバルを釣ってます
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【結論】絶対的に流用しないほうがいい
メバリングにてシーバスロッドやエギングロッドを流用できるか?と問を頂くと、一秒のスキも見せず「絶対的に流用しないほうがいい」と断言します。ここに迷いなど一切ありません。絶対、絶対にです
もちろん裏付けはしっかりとあります。その裏付けについて、簡潔かつ具体的にお話します
1g前後のジグヘッドを扱えない
そもそもシーバスロッドやエギングロッドって、軽くても5gとか7gの仕掛けを使うようセッティングされています。一方のメバリングでは1g前後の仕掛けが主となるため、ここだけを見ても「冬の沖縄と北海道ぐらいの差」がありますよね。どの角度から見ても、流用すべきでないと分かります
そして、メバリングにおいて使うジグヘッドの重さは釣果に物凄く影響します。0.2g単位で細かく調整することでしか釣果を伸ばせないこともあるため、やはり専用ロッドを使いより効率よくメバリングを楽しむほうがいいですね
メバリングにおけるジグヘッドの重さは別記事で超具体的にお話しています。そちらを参考にどうぞ
絶対的に読むべき関連記事・釣果が変わる!メバリングで使うジグヘッドの重さ |
メバルの引きを楽しめない
メバルって、そのサイズからは想像もつかないようなトルクフルなファイトを見せてくれます。見た目とのギャップで言うと、のび太くんがジャイアンなみのパワーを持っている・・・という感じですかね?とにかく引き味が最高なんです
この引きの強さがメバリングの魅力なのに、あまりにもオーバーパワーなシーバスロッドやエギングロッドを使ってしまうと、その引き味を味わうことなくメバルが上がってきてしまいます。ファイトするというより、水面を引きずる感じで寄ってくるでしょうね。これ、面白さ半減します。
安くてもいいので「専用ロッド」必須
こんな感じで、メバリングを始めたい!と思ったときは、持っているシーバスロッドやエギングロッドを流用するのではなく、安いものでもいいので「専用のメバリングロッド」を買うことをおすすめします。今や1万円も出せば長く使えるハイクオリティなロッドが買える時代です
シーバスロッドやエギングロッドでも、メバリングを楽しむことが絶対的にできない・・・という訳ではありません。やろうと思えばできるでしょう。サッカーボールで野球をする・・・これもやろうと思えばできますよね?
ただ、メバリングにてシーバスロッドやエギングロッドを使うと、色々な面でデメリットが生じますし、当然釣果を最適化することなどできません。安いものであっても、専用のメバリングロッドを使って下さい
(安いロッドは不安・・・そんな人は以下リンクから別記事を見て下さい)
読むべき関連記事・メバリングは値段が安いロッドでもいいの?その答えを導き出します |
仕掛けによっては使うのもあり
ここまで、エギングロッドやシーバスロッドでメバリングを楽しむことなどできない・・・と断言しました。もしかしたら気を悪くされた方もいるかもしれません。ただ、メバリングにてシーバスロッドやエギングロッドを使える場面って実はあるんですよ。
- フロートリグ
- キャロライナリグ
- スプリットショットリグ
つまり、ジグ単(ジグヘッド+ワーム)の釣りではなく、重たい仕掛けを使いぶっ飛ばして沖にいるメバルを狙う、そのようなメバリングを楽しむ場合、流用することができます。むしろ、エギングロッドなんて天職かもしれません
もし、フロートリグなどを使ったメバリングをメインに楽しむ場合、シーバスロッドやエギングロッドを流用するのもありですね!
読むべき関連記事・フロートリグを使ったメバリングの基本まとめ |
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