メバルが釣れない【解決する12個の絶対法則まとめ】

今回は「メバリングにてメバルが釣れない」という切実な問題について、リグデザインプロスタッフである山口がお話しています。過去数千匹以上のメバルを釣っており、メバリングに行ってボウズを食らうことがほとんどない僕の経験則からのお話なので、それなりに信憑性はあるかと

この記事では、かなり具体的かつ網羅的にまとめているため、ここを読んで貰えると非常に高い確率で「メバルが釣れない理由と原因」を炙り出すことができるでしょう。メバルが釣れない状況をなんとかしたい!そんな人は、ぜひご一読下さい

釣れない原因を全部知っておこう

メバルが釣れない・・・友達やユーザー様より、そう悩み相談を受けることも多いのですが、コンスタントにメバルが釣れない人は「何かしらの原因」があります。これ、当たり前のことなんですが、自分自身で気がつくことって案外難しいんですよね。指摘されて、ようやく気が付く・・・みたいな

実際、僕もメバリングを始めた当初は「メバル、全然釣れない」と思い悩んでいましたし、今のように情報が飛び交っている時代じゃなかったので、毎日のように海へ通い詰め、試行錯誤にてあの手この手でメバルを釣り上げていました

 

そもそも、メバルが釣れない原因って「絶対的に一つ」ではないんです。複数の要因が組み重なり「メバルが釣れない状況」を作り上げていることもあるため、詰まるところ【釣れない理由や原因を全て知っておく】ことが大事なんですよね。

かなり長くなりますが、ここから「メバルが釣れない12個の要因」を網羅的にまとめていきます。読むのは面倒でしょうが、なるべく全部に目を通してもらえると嬉しいです

「最重要」場所が間違ってる

他の釣りでもそうですが、メバリングにおいて「場所選び」は最重要項目です。僕たちでいう心臓や脳ぐらい大事な項目となり、ここを外すと「メバルが釣れない」というより、いないものを釣ることはできない・・・というなんとも元も子もない話となってくるため、絶対的に考えておきたいポイントです

今やネットで調べると大体の「メバルが釣れるポイント」が分かりますし、馴染みの釣具店などあれば聞いてみるのも一つの手です。言うまでもなく、メバルの魚影が濃い場所へ行くとメバルが釣れない状況を打破できる可能性が高くなります

メバリングの場所選びに関しては別記事で詳しくお話しているため、そちらを参考に「メバルがいる場所」を探してみて下さい

時期を外している

楽しむ時期も場所選びほど大事な要素となります。詰まるところ「メバルが接岸し活性が高い時期」を狙うことが、釣れない状況を打破するために必要な項目です。

端的に言うと「春」「秋」がメバリングに最適な時期となっており、冬は低水温のため活性が低いが釣れないことはない、夏は完全にオフシーズン、このような認識でオッケーです。メバルは水温が高くなると沖にいき、低くなると岸寄りにくる・・・このようなイメージですね

メバリングの時期については、以下記事を読んで下さい

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釣れる時期と釣れない時期を知る!「メバリングのシーズン」の理解を深めよう

狙う時間帯の問題

リグデザイン「リブリブ」で釣れたメバルの釣果

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メバリングは狙う時間帯により難易度が異なります。つまり、釣れる時間帯に釣行することで「メバルが釣れない」という可能性を極力避けることができる・・・ということですね

端的に言うと「夜」のほうが難易度が高く、「昼」のほうが難易度が高いです。夜になるとメバルが表層に浮きますし、視認性が低くなることによる警戒心が収まります。また、マズメの時間帯は外したくないですね

メバリングにて「釣れない」をなくすためには時間帯による理解を深めることが大事です。以下リンクより昼と夜のメバリングを攻略するための基本をお話しているので、合わせて読んでみて下さい

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難易度低め?夜(ナイトメバリング)を攻略するための基本ノウハウ
難しい?「昼(デイメバリング)」にてメバルを釣るための基本

狙うポイントがズレている

メバルが釣れない・・・そんな状況を回避するためには、当然「メバルがいるであろうポイント」に仕掛けを投入する必要性が出てきます。検討違いの場所へキャストしても、そこにメバルがいないとどうしようもないですから・・・

意識したいのは

  • レンジ
  • 狙うポイント

この2つです。この2つを抑えておけば、メバルが釣れない・・・と夜も寝られないほど悩むリスクを極限まで抑えることができます。

まず「レンジ」ですが、ここは大きく分けて「表層」「中層」「ボトム」に分けます。簡潔に言うと、夜であれば表層を狙うのが一番で、次いでボトムです。中層は基本無視で大丈夫です(その理由については以下リンク先にてお話しています)

そして「狙うべきポイント」ですが、メバルが表層に浮いているときは「表層」がメバルの居場所となりますが、そうでない場合、メバルがいる場所をピンポイントで狙うことが大事です。

「海藻」「テトラの際」「常夜灯の周り」「堤防の際」など、メバルがいそうなポイントを撃っていくことで、「メバルが釣れない」状況を打破できる可能性が高まります

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メバルの「レンジ」はどこ?表層・ボトム・中層、狙うポイントをお伝えします

釣り方の問題

リグデザイン「リーブイ」で釣れたメバル釣果。1.6インチの微波動が効きます

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純粋に経験による「テクニック」面での差もありますが、単純にメバリングのおける釣り方がズレていると、「全然メバルが釣れない・・・」という悲しい現実に直面する可能性が高くなります

具体的に言うと「ただ巻き(リトリーブ)」「フォール」この2つをベースに釣りを組み立てていくことが基本。ちなみに僕はフォールでのメバリングが好きですね。(僕が実践している「フォール」テクニックについてはYou Tubeで具体的なお話をしています。そちらを参考にどうぞ)

例えば、ただ巻きだけでは反応しない・・そんなときに「ただ巻き+フォール」「フォールだけ」みたいな使い分けをすることで、釣果を伸ばせる可能性が底上げされます。裏を返せば、工夫なしで釣れない状況を打破することは難しいです

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僕が実践している「メバリングフォールテクニック」(You Tube)
メバリングのスタンダード?「ただ巻き(リトリーブ)」のコツを知る
メバリング+「ただ巻き」についてのお話(You Tube)
めっちゃ釣れる!メバリングでの「フォール」テクニックを知っておこう

使うワーム(ルアー)のせいで釣れない

使うワームによってメバルが釣れない!メーカー側の僕がそう言うと、なんだかセールストークのように聞こえなくもないですが、これは事実ベースで「反応が良いワームが異なる」ことがあるため、なぜだかメバルが釣れない・・・そんなときは、使うワームにも気を使ってみて下さい

誤解のないよう言っておくと、しっかりとしたメーカーさんが出しているワームで釣れないものはありません。その道のプロがテストを重ねリリースしているのだから、釣れないなんてあり得ないのです。ただ、その日その状況によって「反応がいいワームが異なる」という話ですね。つまり、色々なワームを持っておき、色々試してみることが大事・・・ってこと

手前味噌ではありますが、リグデザインではメバリングに最適なワームをリリースしております。全国各地沢山の人に使ってもらっており、現時点で5000件以上の釣果報告を頂いております。ぜひ使ってみて下さい!

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ジグヘッドの重さは凄く大事

僕はメバリングにおいて「使うジグヘッドの重さ」に対し重きを置いています。それはなぜか?やはり「釣果に対しあり得ないほどのパフォーマンスを発揮」してくれるからなんですね

個人的な感覚としては、使うジグヘッドの重さが「軽くなればなるほど」自然に口を使わせることができる・・・と感じています。ただ、風や潮により一概には言えないため、もう少し言うと【その場所に合った最も軽いジグヘッド】を使うことが、メバルが釣れない状況を打破するに必要な要素だと考えています

例えば1gのジグヘッドを使っていてメバルが釣れないなら、0.8g、0.6gと落としていくことで、反応が変わることがよくありますよ。もちろん、流れが速い場所や水深が深い場所ではその逆もあります

メバリングで使うジグヘッドの重さは「他の記事&You Tube」にてお話していますので、理解を深めたい人はぜひ覗いてみて下さい

読むべき関連記事
釣果に凄く関係します!メバリングにおける「ジグヘッドの重さ」について理解を深めよう
メバリング「ジグヘッドの重さ」についてYou Tubeでお話しています(You Tube)

タックルバランスを見直そう

使うタックルバランスも大事です。具体的に言うと「ロッド」「リール」「ライン」この3つを最適化することで、まず間違いなく釣果を伸ばすことができます。

たまに「釣りに道具なんて関係ねーよ」という人がいますし、確かに魚を釣る!という目的を達成するだけであれば、その考え方で問題ないでしょう。概ね正しい意見です。

ただ、釣果を最適化する・・・という面においてはタックルバランス一つで大きく釣果が変わります。如何に軽いリグを的確に使うことができるか?小さなアタリをモノにできる感度性能はあるのか?自分の釣りにあった道具を選ぶことで、メバルが釣れない要因の幾つかを取り除くことができるでしょう

メバルがスレているから釣れない

リグデザイン「リーブイ」をパックリなメバル

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メバルが沢山いるような場所であっても、それに比例し釣り人の数が多くなっていては、メバルが釣れない要因の一つとなってしまいます。人が多いということは、それだけ同じ場所、同じメバルにワームやルアーを通して(見せて)いることになり、結果として「メバルがスレている(メバルがワームを見切っている)」となってしまいます

こうなるとメバルを釣る難易度が相当に高くなってしまうため「場所を変える」「時間を置いてみる」などが大切です

月明かりがある

メバリング初心者の頭の上にハテナマークが3つも4つも出ていることでしょうが、「月明り」はメバリングの敵であると考えておきましょう。ポケモンで言うロケット団ぐらいは厄介な存在です

月明かりがある日は釣りがしやすいですが、明かりが強すぎて「何をやってもメバルが釣れない」ということ、結構な頻度であります。もちろん、絶対的に釣れないということはないですが、新月と満月どちらが釣れるか?となると、圧倒的に「新月」のほうが釣れるので、覚えておいたほうがいいでしょう

水温の急激な変化

端的に言うと、メバルは高水温が苦手な魚です。そのため、水温が高くなる夏の季節になると涼をとるために沖の深場に行き、水温が落ち着くと産卵のこともあり接岸してきます。つまり、この接岸してきているタイミングがメバリングのシーズンということになりますね

また、メバルは水温の急激な変化により活性が変わりやすいです。例えば冬の低水温期に大雨が降り海水温が1度以上下がると、目に見えてアタリがなくなります。とにかく、急激な水温変化は「メバルが釣れない要因」の一つとなるため、判断材料の一つとしておくことをおすすめします

メバルの適水温などについて別記事&You Tubeにてお話しています。絶対的に知っておきたい項目のため、目を通してもらえると嬉しいです

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メバルの適水温は何度?水温を制するものはメバリングを制する
知っておくべきメバルの「適水温」のお話(You Tube)

同じ位置で釣りをしている

メバルが釣れない人は、ずっと同じ立ち位置でずっと同じような釣り方をしていることが多いです。同じ場所にいるメバルのストック量は限られますし、もちろんスレも進むため「同じ場所で永遠に釣りをする」ことは、自ら釣果を伸ばすことを放棄しているに等しい行動です

あくまで僕の場合ですが、超スピーディなランガンスタイルにてメバリングを楽しむことが多いです。5投もしたら立ち位置を変え、ワームに好反応を見せるメバルを探っていく、このスタイルで釣りをしているからこそ、一回の釣行で数十匹の釣果を得ることができてるんですね。

座右の銘として「移動したら負けだと思ってる」など特別な理由がない限り、足を使い広く探っていくことをおすすめします(長くなりましたが、ここで終わりです)

■釣れないときにこそ使ってほしいワーム

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アジング・メバリング用の釣れるワームを取り揃えています!ぜひ!

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