アジングでは「フロロカーボンライン」「エステルライン」「ナイロンライン」「PEライン」、この4つの中から、自分に合ったラインを選ぶことになります。今回はその4つの中から【フロロカーボンライン】について、お話していこうと思います
アジングにて使うフロロカーボンラインの号数(太さ)、リーダー、メリットなど、実際に使った経験を元に具体的にまとめます
目次(タップで移動できます)
フロロカーボンラインの基本性能
アジングでフロロカーボンラインを選択する前に、フロロカーボンラインがアジング向けであるかどうか、基本性能を値踏みするほうがいいです
まず、アジングにてフロロカーボンラインを使っている人のシェアですが、以前200名ほどのアンケート結果として(ツイッターのアンケート機能を使いました)10%〜20%の人が「フロロカーボンラインをアジングで使う」とお答え頂きました。
アジングではPEライン、エステルラインのシェアが高く、フロロカーボンラインを使っている人は少ないということが分かります。ただ、だからと言ってフロロカーボンラインを使わないほうがいいか?と言えばそうでもなく、基本性能を知った上で「アジングにプラスになる」と感じる部分があれば、積極的に使っていくことをおすすめします
事実、僕はアジングにてPEライン使用率がずば抜けて高いのですが、フロロカーボンラインを巻いているリールを1台用意してあり、使い所を選び使い分けるようにしています
- 比重が高い
- 擦れに強い
- リーダーがいらない
- 感度がそこそこ
この辺りがフロロカーボンラインの基本情報です。これを踏まえ、フロロカーボンラインの基礎、メリット・デメリットなど、これから具体的にまとめていこうと思います
ちなみに、フロロカーボンラインのもっと基本的な部分を知りたい人は、(他社メーカーさんではありますが・・・)シーガーさんのHPがすごく参考になります
フロロの号数(太さ)は?
アジングでフロロカーボンラインを使うときの号数(太さ)は1lb、2lb、3lb、4lbが適正値です
まず、アジングにてフロロカーボンラインを使うときの号数(太さ)ですが、ポンドに変換すると(ポンドのほうが分かりやすいです)、「1lb〜4lb」の中から選択することをおすすめします。細ければ細いほど繊細でおすすめですが、切れてしまうなど強度面に不安が残るため、特に初心者の方は「3lb〜4lb」がおすすめかな?とは思います
ちなみに僕は1lbのフロロカーボンラインを使ってますが、慣れてきた時点で極限まで細くしてみてください。細いライン、アジングではメリット多しですからね
リーダーは必要か(直結OK?)
アジング初心者さんの鬼門「ショックリーダー」は、基本としてフロロカーボンラインに必要ありません。つまり、直結で使えばオッケー
アジングでは細いライン使用が大前提となり、慣れていない人は「ショックリーダーの結束」が鬼門です。PEラインやエステルラインでは必須となるショックリーダーですが、フロロカーボンラインに関しては「絶対的に必要ではない」と言え、基本として直結でOKです。
ただ、1lbなど細いフロロカーボンラインを使い、大きなアジを釣る、根が荒い場所を攻めるなど、ラインブレイクが懸念される場合、ショックリーダーとして太めのフロロカーボンリーダーを結束する手もあります
スナップは付けるべきか?
仕掛けの付け替えに便利な「スナップ」ですが、ジグヘッドに直結かスナップを挟むかで迷っている人、案外多いようです。ただ、個人的な意見としては「スナップ、絶対使う」派の人間なため、フロロカーボンラインであっても他のラインであっても、スナップの使用をおすすめしています。だって、便利じゃないですか・・・スナップ
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フロロカーボンラインのメリット・デメリット
アジングでフロロカーボンラインを使う基礎部分をお話終えたところで、続いて「フロロカーボンラインを使うメリット・デメリット」面についてお話していこうと思います。フロロカーボンラインのメリット・デメリットを踏まえ、アジングにて使うかどうかを判断してもらえればと思います
- 比重が高い
- 擦れに強い
- 安価だが劣化が速い
- 感度は優秀だが・・
- 初心者に最適
比重高く、馴染ませやすい
フロロカーボンラインは比重が高く、つまり水に沈みやすく、風にも強いラインです。フロロカーボンライン一番のメリットですね
フロロカーボンラインは比重が「1.7」ぐらいです。エステルが1.3ぐらい、ナイロンが1.1ぐらい、PEが0.9ぐらいとなり、如何にフロロカーボンラインの比重が高いかが見て取れます
比重とは真水を「1.0」とし、海水が「1.03(ぐらい)」であり、つまり1以上であれば水に沈み、1以下であれば水に浮きます。つまり、PEラインだけが水に浮くことになり、他のラインは大小あれど水に沈みます
比重が高いと「軽い仕掛けを沈めやすい」「風が強い日に有利」「潮馴染みがいい」などのメリットを得ることができるため、例えば僕の場合だと0.2gなど軽いジグヘッドを使う場合、フロロカーボンラインを使うことが多いです。PEだと浮力が強く、中々沈んでくれません(沈まないことがメリットとなるケースもありますが)
擦れに強い
アジングではそれほどプラスになりませんが・・・フロロカーボンラインは「擦れに強い」というメリットがある。ラインが擦れる状況下にて楽しむときは、このメリットが活きることでしょう
安価だが劣化も速い
フロロカーボンラインはPEラインなどに比べ安価です。しかし劣化も速い傾向にあるため、初期投資を安く済ませたい・・・そんなときはメリットになりますし、長く使いたいときはデメリットにもなります。財布と要相談ですね
感度は優秀だがPEには劣る
フロロカーボンライン、4つの中での感度性能は「中レベル」です。悪くないレベルですが、PEラインと比べるとどうしても劣ってしまいます。実用範囲内ですが、より高レベルを求めるならPEラインをおすすめします
初心者に最適なライン
フロロカーボンライン、安価ですしショックリーダーもいらないですし、これからアジングを始める初心者の方におすすめですね。中級者〜上級者の方は、状況に応じて使い分けるのがマストです
■アジングで使えるおすすめフロロカーボンライン
僕はこのフロロカーボンラインを使ってます。他のフロロカーボンラインに比べて高いですが、性能抜群ですね。他にもアジングで使えるフロロカーボンラインが沢山あるので、下タブを開き参考にしてみてください
アジングでフロロカーボンライン、使い所は沢山あるため一つの選択肢として用意しておくと釣果アップが望めます。最後に少しだけリグデザイン製品を紹介させてください。リグデザイン「リブリブ」「リーブイ」はアジングにて全国的に抜群な釣果報告を頂き、ユーザー様数がグングンと増えています。ぜひサクッとチェックしてみてください
読んでほしい記事・「ナイロンライン」 |
・「エステルライン」 |
・「PEライン」 |
ちなみに、以前ツイッターにて「アジングで使うラインはどれですか?」とアンケートを取ったところ、このような結果となりました。ちょっとした参考までにどうぞ