アジングロッド、アジングで使うためのリール、中々のお値段がしますよね。
値段が高いものだと、5万円を超えるものがあります。もちろん、値段に見合った性能な道具であることは間違いないですが、これから始める趣味に対しこの金額をポンと出せる人のほうが少数派だとは思います
そこで今回の記事では、アジングは「安いロッド」「安いリール」でも問題なく楽しむことができ、なおかつ釣果を得ることができるのか?
という点について、お話していきます
アジングは安いロッドでも問題なく楽しめるのか?という点について、You Tubeにて動画解説しています!動画のほうが理解しやすい!って人は、You Tubeにて!
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著者プロフィール
- 釣具メーカー「リグデザイン」代表
- 複数メーカーで製品開発してます
- アジング歴は10年を軽く超えます
- 安いロッド・リールから、高いロッド、リールまで色々と使ってます
目次(タップで移動できます)
安いロッドでもアジングを楽しめる!気にせずエントリーしていこう
そもそも「値段が安い」というのはその人の価値観が決めるものであり、人によりバラツキが出るものです
そのため、この記事における大体の目安を設けます。
アジングロッドにおける安い高いの基準をここでは「1万円」に設定。
もちろん1万円も高額な出費ですが、アジングロッドのミドルクラスが2万円〜3万円の価格帯で売られてることが多いため、1万円が安い高いの境界線としては妥当かと考えます
そして結論ですが、1万円で買えるアジングロッドは「使い物にならないのか?」という点ですが、もちろんそんなことはなく、問題なくアジングを楽しむことができます
最近では、値段安く高スペックなアジングロッドが増えてきているため、しっかりとしたメーカーが出しているロッドであればまず問題ないでしょう
僕は2万円〜3万円ほどのロッドを使い込んでいくタイプ
僕はかれこれ10年以上アジングを楽しんでおり、釣具メーカー「リグデザイン」の代表を努めていたり、他メーカーにて製品開発をしていたりしていますが、
所謂「ハイエンドクラス」のロッドをメインにはしていません
ミドルクラスである2万円〜3万円ほどの価格帯のロッドを使い、アジングを楽しむことが多いですね。アジングが仕事でもあるため、複数ロッドを使い分けている感じです
もちろん、ハイエンドなアジングロッドも保有してはいるのですが、1本のロッドを酷使することが多く、また貸し出したりすることもあるため、この価格帯のロッドを中心にアジングを楽しんでおります
友だちなどには、ある程度アジングの腕を磨いた時点で、1万円前後で買えるエントリーモデルを卒業し、ミドルクラスのロッドを勧めるようにはしております
徐々にランクアップしていけばオッケー
安いアジングロッドでも問題ないか?というテーマの結論として
「1万円クラスのロッドを使っておけば間違いなし」「5000円ほどでもメーカーものであれば問題なし」
というのが個人的な意見です
ただ、やはり(それなりの値段がする)ハイスペックなロッドは
- アタリを取りやすくなる
- 軽量化
- ガイドの素材が良い
など、釣果を伸ばすことができる要素がたくさんあります
アジングという釣りが上達していくにつれ、使う道具も徐々にランクアップしていくのも一つの楽しみですね!
安いリールでも大丈夫
続いて「安いリールでもアジングを楽しむことができるのか?」というテーマですが
こちらも(一般的に)安いとされるリールであっても問題なくアジングを楽しむことが可能。
「安くリールかどうか?」に関しても、やはり安い高いの価値観が異なるため、アジングロッドと同じく1万円をボーダーラインとし、高い安いの基準を決めておこうと思います
リールは凄く精密に作られているものであり、やはり値段が安いものはそれなりのスペックとなります。なにより、ライントラブルが多くなるなどのマイナス点が目立つようになりますね
2000円、3000円ほどで手に入るリールに関しては、「これからも長くアジングを続ける」という気があるなら、止めておいたほうが無難だと考えます。
シマノやダイワからリリースされている、実売価格5000円以上のリールであれば、最適かどうかはさておき、まず問題はないでしょう
コスパを考えるとエントリークラス以上がおすすめ
アジングは繊細な釣りです。個人的には、ルアーフィッシングの中で1位2位を争う繊細さだと考えております
感度であったり、リールの巻心地であったり、リール自重だったり、リールのギア比であったり。ちょっとした差で釣果に差がつきやすいです
そう考えると、やはりそれなりに良いリールを使いアジングを楽しむほうが全てにおいてプラスに働く可能性が高くなります
もちろん、理想を言えばステラやヴァンキッシュなど高級機を使うのが一番ですが、そこまで高級リールを買うことはできない・・・という人は、エントリークラス、もしくはミドルクラスの価格帯で売られているリールを手にとってみてはどうでしょうか?
具体的に言うと1万円〜3万円ぐらいの値段設定がされているリールですね。ちなみに僕は2万円〜3万円の価格帯リールを買うことが多いです。やっぱこの価格帯のリールってコスパが良いです。ガンガン使い込む僕のようなスタイルでアジングを楽しむ人であれば特にうってつけ
少し予算に余裕がある人は、エントリークラスのリールからアジングを楽しんでみてはどうでしょうか?
合わせて読みたい・アジングリールの「ギア比」を考える。ハイギア・ローギア・ノーマルギア、どれがいい? |
アジング賢者に近づくにつれランクアップしていこう
アジングロッドと同じく、リールも腕の上達と共にランクアップしていくと、よりアジングを楽しめるかもしれませんんね。
例えば、アジを200匹以上釣れば買い換える・・・など目標を持っておくと楽しく買い替えすることができますね
やはり、スペックが高いリールは良いです。
例えば最近ではロッドの軽量化がすすんでおり、それに合わせた「自重が軽いリール(ロッドとのバランスが大事です)」が必要になりますし、なにより巻いていて気持ち良いです
この記事の結論としては、「安いロッド」「安いリール」でも問題なくアジングを楽しむことはできるが、経験を積む毎にランクアップしていくと【より楽しくアジングを楽しむことができるんじゃないかな?】で締めさせて頂きます