メバリングではPEライン、フロロカーボンライン、ナイロンラインの3種類から自分に合ったものをセレクトすることになりますが、今回はこの3つの中から「ナイロンライン」をピックアップし、お話していこうと思います
具体的に言うと、「メバリングにナイロンラインは使える?」「ナイロンラインの太さは?(何号か)」「直結でも大丈夫?」この辺りですね。メバリングで使うライン選びで迷っている、メバリングでナイロンラインを使おうか迷っている。そんな人は、ぜひご一読下さい
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メバリングでの「ナイロンライン」は初心者向け!その理由を解説!
メバリングでナイロンラインを使うのは、特に「初心者の方」におすすめします。ちなみに僕は、メバリングを始めたときにナイロンラインから始め、5回目ぐらいの釣行でPEラインに鞍替えしました。今でもたまーにナイロンラインを使いメバリングを楽しむことがありますが、基本としてはPEラインを使ったメバリングが多いですね
では、なぜナイロンラインはメバリング初心者におすすめできるのか?
- 伸びがある
- 比重が軽い
- 値段が安い
主としてこの3つが挙げられます。では、それぞれ詳しくお話します
伸びがありメバルのアタリやファイトにプラス
ナイロンラインは伸縮性が高いラインです。つまり、ビヨーンとよく伸びます。ちなみにPEラインは伸びが極端に少ないラインのため、PEラインとの差別化で「伸び」を活かす釣りに向いている・・・と言えますね。普段PEラインを使っていると、違和感でストレスが溜まる・・・そのぐらい、ナイロンラインってよく伸びます
では、ラインに伸びがあると一体どうなのか?
- アタリをしっかり食い込ませてくれる
- ファイトの力を吸収してくれる
まず「アタリをしっかり食い込ませてくれる」という点ですが、主に巻きの釣り(ただ巻き)でメバルを狙うとき、PEラインなど伸びが少ないラインを使ってしまうと、アタリを弾き上手くフッキングすることができない懸念が生まれます。もちろん、ロッドのしなりで対処することもできますが、伸びがあるナイロンラインを使うことで、より顕著にフッキング率が高まるでしょう
そして、メバルの引きは強烈です。その強烈な引きをいなすためにも「ラインの伸び」が有効的で、ロッドの曲がりとナイロンラインの伸びを上手くマッチさせることで、バラシ少なくファイトを楽しむことでできるようになります
つまり、いずれにしても「釣果が伸びる(可能性が高い)」ということですね
比重が軽く表層の釣りに適している
ナイロンラインはフロロカーボンラインに比べ比重が軽いです。つまり、フロロカーボンラインよりも「水に浮きやすい」という性質があるため、表層に浮いているメバルを狙うときに有効的ですね。反対に、ボトムまで沈めて狙うことをメインとするなら、ナイロンラインよりもフロロカーボンラインのほうが適しています
値段が安い
ナイロンラインはPEラインと比べ安価で手にいれることができます。安ければいい・・・という話ではないですが、初心者の頃って絶対的に「安く道具を揃えたい」と思うじゃないですか?
なので、値段が安いというナイロンラインのメリットは、これからメバリングを始める初心者の方にとって嬉しい点じゃないかな?と思っています。実売1000円切りますからね、安く済ませたいならナイロンラインです
ナイロンラインはデメリットもある
もちろん、メバリングにてナイロンラインを使うメリットばかりではありません。その裏には当然のようにデメリットが存在しているため、ナイロンラインのメリットとデメリットを照らし合わせ、使うかどうかを決めていきましょう
- 感度が微妙
- シェアが少ない
- 劣化が速い
感度が微妙
ナイロンラインは伸びがあるラインのため、PEラインやフロロカーボンラインと比べ「感度が微妙なライン」という位置づけとなっています。軽いジグヘッドを使い、フォールの釣りにて繊細メバリングを楽しむ・・・そんな人は、素直に感度良しなPEラインを使うことをおすすめします
しかし、表層ただ巻きでのメバリングでは、それほど感度性能を必要としません。どちらかと言うとメバルのアタリに対し柔軟な対応ができる伸びのあるライン、つまりナイロンラインのほうがプラスに感じることが多いでしょう
感度優先でメバリングを楽しむときは、ナイロンラインではなくPEラインがおすすめです
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他のラインにシェアが奪われがち
感覚的なものですが、少なくても僕の周りの釣り友達に「ナイロンラインをメインに使っている人」は極少数派です。もちろん、上手く使い分けて釣果を伸ばしている人も多いですが、主力としてはPEライン、次いでフロロカーボンラインを使っている人が多く感じますね
つまり、メバリングにてナイロンラインのシェアは少ない・・・ということ。シェアが少ないと、メーカー側は生産に力を入れられなくなりますし、その点から見てもデメリットと言えるんじゃないかな?とは思っています。みんなが使っているものが必ずしも良いものとは限りませんが、多く使われているにはそれなりの理由があるものです
劣化スピードが速い
ナイロンラインのメリットで「安価で購入できる」がありますが、実はナイロンライン、劣化が速いんです。いくら安く買えても劣化による巻き替え回数が多くなれば元も子もない話ですよね。PEラインだと、釣行回数によりますが半年ぐらいは持ちますし、人によれば1年以上巻っぱなしって人もいるでしょう
劣化によるコスパ悪化が気になる人は、耐久性のあるPEラインがおすすめです
メバリングでナイロンラインを使うときの基本
メバリングにてナイロンラインを使うメリット・デメリットを考慮し「ナイロンラインを使うことに決めた!」という人は、ここから先の「ナイロンラインを選ぶときの基本」をご一読してください
- ナイロンラインの号数
- 直結でもいいのか?
この2点について、具体的にお話します
ナイロンラインの号数は?
メバリングで使うナイロンラインの号数ですが、初心者の方は細すぎないラインを使うことがおすすめです。具体的に言うと(〜1号)(〜4lb)のナイロンラインを使うことが基本となり、0.8号、1号、ポンドに直すと「3lb」「4lb」の太さがいいですね
0.4gなど軽いジグヘッドを使いストラクチャーを撃つ、ボトム周辺を攻める、ドリフトにてメバルを狙う!みたいな上級者テクニックを使うのであればもっと細いラインの選択肢もありですが、表層に浮いているメバルをただ巻きで狙う!そんなときは、3lb〜4lbがおすすめです
直結でもいい?(ショックリーダーは必要?)
PEラインを使うときはPEラインのデメリットを消化するための「ショックリーダー」結束が必要ですが、このリーダーの結束って初心者にとって鬼門なんですよね。器用な人はいいですが、僕のような不器用人間には地獄です
そんなこんなで「ナイロンラインは直結でいいの?ショックリーダーいらない?」と期待を寄せている人が多いようですが、結論を言うと「ナイロンラインにショックリーダーはいりません」大事なのでもう一度いいますが・・・
ナイロンラインは直結で大丈夫!です。そのまま直結にて使っちゃいましょう
ナイロンライン+釣れるワームで釣果を伸ばそう!
ナイロンラインの伸びを活かした戦略を取り、メバルをバコバコと釣り上げるためには「メバルが好反応を見せるワーム」の存在も大事です。手前味噌ではありますが、リグデザインからリリースしております「リブリブ」「リーブイ」は恐ろしいほどメバルの反応がいいです
リグデザインでは全国各地にユーザー様、またモニター様がおり、日々沢山の釣果報告を頂いております。一言で言うと「めっちゃメバルが釣れる」ので、ぜひ使ってみて下さい
ちなみにリグデザインは少なからず店頭販売もお願いしておりますが、基本としてWEB販売をベースにブランド展開しております。購入は公式WEBショップやAmazonが便利なので、ぜひご活用下さい!