ライトゲーム(アジング・メバリング)で【根掛かり】が頻発するときの対処方法まとめ

今回は、アジングやメバリング、ガシリングを代表とする「ソルトライトゲーム」において、根掛かりが頻発してしまう・・・そんなときの対策方法、対処方法についてまとめていきます。根掛かりは貴重な釣行時間を無駄にしてしまいますし、根掛かりによるルアーロストはお財布にも自然にもダメージを与えてしまうことになるため、根掛かりをしないための心構えを持ったり、根掛かりしてしまったとしても「回収する」ことを意識しつつ、釣りを楽しんでいくことをおすすめします。

それでは、「ライトゲームで根掛かりするときの対処方法」について具体的にまとめてみます。

根の荒い場所は避ける!これが一番の対処方法

根掛かりが頻発してしまう大きな原因は「海底にルアーが引っ掛かってしまう根」があることです。つまり、99%根掛かりを避けるためには、根のない場所で釣りをすることが一番・・・だと言えますね。引っ掛かる根がなければ、根掛かりがしたくてしたくて仕方のない状況下であっても、狙って根掛かりさせることは難しいでしょう。特にアジングでのアジ狙いは「根のない砂地」が一級ポイントとなることもあるため、アジングで根掛かりが頻発してしまう・・・そのような方は、根がほぼない砂地のエリアへ釣行してみてはどうでしょうか?

しかし、メバルやガシラなどの「根魚」を狙う場合、根の有無は釣果を分ける大事な要素となります。ガシラやメバルは身を隠すことのできる根のある場所に居着く傾向があり、つまり根のない場所には魚のストック数が少ないという式が出来上がってしまうため、根掛かりを不安がるばかりに、根の全くない場所へ釣行することは「自らの手で釣れない状況下を作り上げている」と言えるのです。そのため、メバリングやガシリングを楽しむときは、全く根のない場所ではなく、ある程度の根があり、魚のストック数が多いであろう場所へ釣行することをおすすめします。

合わせて読みたい

ガシリングの場所選びまとめ

ボトムを取らない・・・という選択肢

元も子もない話をすると、ボトム(底)を取らない釣りを楽しむことで、事実上根掛かりをほぼほぼ無くすことができるようになるため、どうしても根掛かりを避けたい・・・そのような人は、ボトム以外の層(表層や中層)を攻める釣りを展開することで根掛かりの不安から超高確率で開放されることでしょう。

しかし、ライトゲームの好敵手となるアジ、メバル、ガシラは「ボトムが大好き」な魚となるため、つまり【ボトムを取らないことには釣れない】こともあるため、その辺りは注意が必要です。例えば、メバルが浮いてくる夜の時間帯を狙ったり、常夜灯周りで浮いているアジを狙ったり・・・などなど、ボトムを取らず釣果を伸ばす術は複数あるため、その辺りを意識しながらライトゲームを展開することで、根掛かりの少ない釣りを楽しむことができるようになります。

合わせて読みたい

メバルを夜に釣るときの戦略まとめ

根掛かりに対し合わせを入れない

ボトム狙いの釣りを楽しむ場合、根掛かりとは切っても切れないほどは密接な関係性を築き上げる訳ですが、根掛かりをしたとしても、根掛かりからルアーを外し回収することができれば、根掛かりがそれほど問題になることはないでしょう。(海藻が絡んだり、時間をロスしてしまうこともありますが・・・)

根掛かりでルアーロストしている人に共通する点が一つあり、それは「根掛かりに対し合わせを入れてしまっている」ことです。例えば、根掛かりを魚のアタリと勘違いし合わせを入れてしまったり、「あ、根掛かりしてしまった」と慌てて竿を煽り、根に対して更にフックを貫通させたり・・・このように、自らの手で、回収できる根掛かりを回収できない根掛かりにしていることが多いのです。

 

根掛かりしてしまったときは「慌てず対処」することが絶対条件となるため、無理に竿を煽らず「根掛かりに対し合わせを入れない」ことを徹底し、根掛かりの重症化を防ぎましょう。

重たすぎる仕掛けを使わない

ライトゲームでは「ジグヘッド」リグを使うことが多くなり、そのウエイトは1g前後であることが多いです。しかし、ボトム狙いの釣りでは「ボトムを取りやすいから」という理由で、重たすぎるジグヘッドを使い、結果として根掛かりしやすい状況下を作り上げてしまっている人をよく見かけます。

1gと2g、1gの差しかない重さですが、この1gの差を見ても「根掛かりリスクが倍ほど変わる」こともあり、具体的に言うと【軽いジグヘッドのほうが根掛かりしにくい】と言えるため、無理に重たいジグヘッドを使うのではなく、と言ってボトムを取れないことには釣りにならないため、「ボトムが取れるギリギリの重さ」のジグヘッドを使い、ライトゲームを楽しんでいくことをおすすめします。

合わせて読みたい

「メバリング」ジグヘッドの重さ
「アジング」ジグヘッドの重さ
「ガシリング」ジグヘッドの重さ

根掛かりしたときは慌てず冷静に対処

前項でまとめたように、根掛かりに対し「合わせを入れる」ことはNGです。しかし、根掛かりをしたまま放置しておく訳にもいきませんので、ライトゲームで根掛かりしてしまった・・・そんなときは、慌てず冷静に対処していくことをおすすめします。

まず、根掛かりしてしまったときは、一旦「ラインテンション」を抜いてみて下さい。軽く根掛かりしているだけの状況だと、これだけで根からルアーが外れてくれます。そして、それでダメなら立ち位置を変え、力を加える向きを変えます。例えば岩の右側に根掛かりしているとすると、右方向に移動し、フックが外れやすい位置から軽くラインテンションを掛けてやります。根掛かりが重症化していなければこれで外れることが多いため、ぜひ試して下さい(他に釣り人がいるときはお声がけをお忘れなく)

 

そして、それでダメなら「実力行使」なのですが、行き所のない気持ちをぶつけるように竿を煽る行為は「ロッドを破損させてしまうリスク」が付きまとってしまうため、竿を根掛かりの位置に向け水平に持ち、徐々にテンションを掛けていきます。また、ラインを素手で掴むと火傷や裂傷の恐れがあるため、気をつけて下さい。

上手くいけば根掛かりからルアーを回収することができます。

日中に釣り場を確認しておく

アジングやメバリングなどのライトゲームでは「夜」の時間帯がメインとなるケースが多いですが、初めての場所でいきなり夜釣りからのスタートは「根の位置」が分からず根掛かりが頻発してしまう原因となってしまうため、日中の明るい時間帯に根の位置をチェックしておき、可能な限り根掛かりを避ける努力をしておくことをおすすめします。

また、根の位置を把握していると、同時に「魚の居場所(付き場)」も把握できることになるため、一石二鳥ですね。

■ライトゲームにオススメ!

created by Rinker
ユーザー様が1000名を超えました!ありがとうございます!
created by Rinker
ユーザー様が1000名を超えました!ありがとうございます
created by Rinker
ユーザー様が1000名を超えました!ありがとうございます!

アジング・メバリング用の釣れるワームを取り揃えています!ぜひ!

覗いてみる
  • 関連記事
PAGE TOP